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  • ホームページを作りたいが、何を用意したらいいか分からない
  • 個人用とビジネス用とで、用意するものも変わるの?
  •  ウェブ制作会社に依頼する前に、ウェブの基本を確認しておきたい

上記のような疑問にお答えします。

ビジネス用のホームページを作るために必要なものを、ウェブの仕組みをおさらいしつつ確認しましょう。

ふだんパソコンやスマートフォンでウェブサイトを見る時、サイトが表示されるまで少し時間がかかりますよね?

それは、「サーバー」と呼ばれる機械に対して、あなたの使っている端末が「このサイトを見たいのでデータをください」という要求を送り、サーバーから実際にウェブサイトのプログラムや画像データなどが送られてくるのを待っているので、少し時間がかかるのです。

サーバー・クライアント型ネットワークのイメージ

かなり乱暴な説明になりますが、とりあえず「サーバー=ずっと電源が入っていて、ずっとインターネットに接続している特殊なコンピューター」だと考えると、理解しやすいと思います。

あなたがホームページを公開する場合にも、あなたのホームページのデータを保管しておき、PCやスマートフォン等の端末からアクセスがあった時にデータを送信してくれるサーバーを用意する方法があります。

いくらビジネス用とはいえ、サーバー用のマシンを自分で購入して運用するのは金額的にも技術的にも現実的ではありません。

通常は、レンタルサーバーを契約するか、ウェブ制作会社のサーバーにあなたのホームページのデータを置いておくことになるでしょう。

サーバーを家に例えると、いきなり一軒家を用意するのではなく、賃貸でアパートやマンションの一室を借りるイメージです。

賃貸にワンルームや3LDKなど様々な間取りがあるように、サーバーをレンタルする際にも様々なプランがあります。

安いプランだとサーバーの機能が限られており、アクセスが集中するとすぐにサーバーダウンしてしまってホームページが表示されなくなったりします。

独自ドメイン

まず「ドメイン」について確認しておきましょう。

例えば、このサイトのURLはhttps://cotoliwmo.comですが、このcotoliwmo.comの部分がドメインです。

ドメインは「ネット上の住所です」と例えられることが多いですが、今で言えばマイナンバーにあたるものと考えた方がわかりやすいでしょう。

ドメインは、あなたのホームページを識別するための文字列で、世界中で重複がないように管理されています。あなたのホームページのデータをどこのサーバーに置いておこうが、あるいはサーバーを引っ越したとしても、ドメインが変わらなければ同じURLでアクセスすることができます。

世界中で重複がないようにするため、ドメインは個人が勝手に設定できるものではなく、ドメインを管理している機関に申請して登録・管理してもらう必要があります。普通は、管理機関への申請代行サービスを提供している会社を利用することになるでしょう。

なお、ドメインは「XXX.comというドメインは〇〇年〇月〇日から1年間、私が独占使用します。」というような、期限のある契約になっており、登録・管理には料金がかかります。

期限が切れる前に更新手続きをすればドメインをずっと維持できますが、更新しない場合は登録が消えるので、別の誰かがそのドメインを取得することが可能になります。

さて、このドメインですが、無料のホームページ作成サービスやブログ作成サービスを使った場合は、自分の好きな文字列を指定できない場合があります。

ビジネス用のホームページを作るのであれば、きちんと自社の名前やブランド名が入ったドメインを取得しましょう。

名刺やチラシに載せるURLが会社名と一致していないと不自然ですよね。

ドメインについてさらに詳しく知りたい方は下記のページが分かりやすく、おすすめです。

(外部サイトへ)ドメインとは?| LOLIPOP!レンタルサーバー

SSL通信

SSLとは、インターネット上の通信を暗号化する技術のことです。

SSLを導入して、あなたのホームページと訪問者との間の通信を暗号化することで、悪意のある第三者に通信の内容を盗み見られる危険をなくすことができます。

ビジネス用のホームページであれば、問い合わせフォームでお客さまの氏名やメールアドレスといった個人情報を送ってもらうことが多々ありますから、ホームページのSSL化は必須です。

もちろん当サイトもSSL化しており、URLの最初の部分が「http://」ではなく「https://」になっていることがご確認いただけると思います。

ホームページのSSL化にはSSL証明書という電子証明書を取得する必要があり、料金がかかります。

SSLについてさらに詳しくは、以下のリンクで分かりやすくまとめられています。

(外部サイトへ)httpsとは?httpとの違いとSSL暗号化通信の仕組み

ホームページのデータ

サーバーに置いておくホームページのデータを用意する必要があります。

ホームページのデザイン自体も一つの専門技術を要する部分ですが、データそのものを用意するのも一苦労です。

ホームページの内容そのものであるHTMLファイル、そのHTMLを扱うことに特化したプログラミング言語であるPHPで書かれたPHPファイル、ホームページの見た目をコントロールするCSSファイル、ホームページにアニメーションを付加するJavaScriptファイルなど、様々なプログラミング言語で書かれたデータを用意しなければ、モダンなホームページを作ることはできません。

ホームページで使う画像データも、画像の解像度とファイル容量の大きさの両方をにらみつつ、最適なものを用意する必要があります。

コンテンツを充実させる仕組み

何らかの「コンテンツを充実させる仕組み」が絶対に必要だと私は考えています。

ビジネス用ホームページの場合、新商品を追加したり、ブログを更新したり、お客さまの声を載せたりと、更新が必要になる場面がたくさんあります。

こうした更新を簡単に行えるようにしておかないと、ホームページがただの「電子版会社案内」になってしまい、非常にもったいないです。

ホームページをマーケティングやブランディングにフル活用するためにも、ぜひコンテンツを充実させる仕組みを最初に構築してください。

まとめ

ビジネス用のホームページを公開するためには様々なものを用意する必要があります。

ご自身でホームページを用意する場合は、それぞれの要素について事前に勉強する時間を十分にとるようにしてください。

ウェブ制作会社を起用する場合は、上記の要素のどこまでが料金に含まれているのか注意し、何を自分で手配する必要があるのか理解するようにしましょう。

ちなみに私たちの場合は、お客さまがホームページに期待する機能にあわせて、基本的には私たちが全て手配させて頂いています。もちろん、どういう構成を取るかは事前に十分に説明し、その際に「特にこうしたい」という希望があれば柔軟に対応さていただきます。

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